ほがらか文庫027:「これからの10年で成長するリーディング業界を予測するルール」池上浩一著
この本との出会いについては、徒然ブログに先日書きました。
知る人ぞ知る経済界で光るお方とお見受けいたします。
投資に無縁な私でも、大変に読みやすい本。
なぜなら、投資事情に限定されない、これからの世界と日本を考えるための視点を知ることができるからです。
金利の極めて低い銀行貯蓄ではなく、外貨投資でこつこつ資産を形成する考え方を初めに示されています。
そして、世界の各地域ごとに、今後の方向性が展開されており、どの国のどの業界が伸びる可能性があるのかを、その考え方と共にひとつの提案がされており、興味深いです。
著者の講演会に参加した方々の感想と同じく、私もこの本を読んでワクワクしました。
新しい視点をもって、10年後の世の中を見通せる自分になりたいと思いました。
投資家になって、世の中の経済を動かせたらおもしろいなあと想像の翼さえ現れたのです。
言葉が先走りましたが、私にはそんな重い役割は向いていませんので、ご安心を。
たとえ資産があっても、先見性をもっていても、それが人間の幸福に直結するかというとそうも言い切れないですしね。
主題がそれましたが、さて10年後の世界を想いめぐらせてみてはいかがでしょうか。
正解は誰にもわかりません。
こうあって欲しいという強い思いと行動が未来を作るのかもしれませんね。