ほがらか文庫

ひとりよがりの読書記録

ほがらか文庫022 :「自分メディア」はこう作る! ちきりん著

morinokoakiのフォロワーさんや、はてなブログユーザーさんなら、ちきりんに興味のある方も多いはず。

 
ちきりんの本はこれまで、「自分のアタマで考えよう」「社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!」をおととしくらいに読んだ記憶があります。
久しぶりにまた、ちきりんを読んでみようかなと思って手にしたのが、今回の本。
 
ちきりんがブログを始めた理由から、ブレイクし現在にいたるまで約10年のブログ運営記です。
 
ちきりんはブログを始める前は、ある本を読んだことがきっかけで、ハタチの時からずっと日記を書いています。日記といっても、今日起こった出来事ではなく、今日考えたことを綴ってきました。
 
そしてブログというサービスが世の中で出回り始めたころ、これまで日記に綴ってきた自分の考えを、世の人にも読んでもらえたらおもしそう、という発想でブログをスタートさせます。
 
また、ブログで有名になろうとか、収入を得たいと思ってはいません。ただ自分の考えをブログで発信することが楽しいから続けています。
そのちきりん個人の最優先すべき考えの柱によって、匿名・お面を貫き、営利目的の話に飛びついたりもしません。
 
つまり、ちきりんは考えること、そして考えたことを発信することを楽しんでいるということが伝わってきます。
 
ですので、この本を読んでちきりんが辿ってきたようにブログを運営したら、ちきりんみたいになれるのかな、なんて思ってはいけないですよ。
 
ちきりんの思考録を読むたびに、「あなたも自分のアタマで考えて、楽しく過ごしてねー。そんじゃーね。」って言われている(煽られている?!)気がしてならないのです。
 
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