ほがらか文庫040:「まだまだ知らない夢の本屋ガイド」
あまり小説の類いを読まない私に、想像力の価値を教えてくれた一冊です。
図書館の貸出カウンターに寄るとき、
ふと横目で新着図書コーナーを見るのは本好きには欠かせない情報収集の一瞬。
まさかのフィクションとは知らず、タイトルと目次に惹かれてお持ち帰り。
こうやっていつも予定より多く本を借りるのはお決まり。
で、よく読んでみると実在する本屋の話ではない…
ちょっと目論見が外れてテンション下がる。
ま、これも何かのご縁だから読みましょう。
と読みはじめたら、まあ面白い!
さすが書店員たちが想像する夢の本屋の物語。
どの夢の本屋もありそう、いやあって欲しいと思う。
なんならアイデアを拝借して私がこの夢の本屋を開きたい。
そんな、本好きにはたまらない一冊です。
もちろん読後にはそれぞれ書かれた店員さんのお店もチェック。
こっちはリアル本屋なので、一度は足を運んでみたい。
楽しみがまたまた増えてしまいます。
ああ、人ってこうやって想像して創造していくんだって、だから物語は必要なんだって教えていただきました。