ほがらか文庫

ひとりよがりの読書記録

ほがらか文庫024:「下町ロケット」池井戸潤著

この本は読んだことのある方も多いのでは?

直木賞作品でもあり、ドラマにもなりましたね。

そうそう、私はちょっと天邪鬼なところがあるので、こういう話題作は敬遠してしまう傾向にあります。

 

でもやっぱり人気作だけのことはありますね。

とても面白かったです。

久しぶりに、「小説読んだー!」という爽快さは結末の読後感からくるのでしょうか。

面白いなと思ったのは、ストーリーがリアルだからです。

なんか、こういうことって本当に起こっていそう。

それと、宇宙開発に携わることは、私も学生の頃まで夢見ていましたから。

「ああ、こんな風にも宇宙に関われるんだ〜。やっぱり理系に進んでおけばよかったなあ。」

なんて・・・

 

宇宙への想いは多くの人を魅了する力があるのでしょうね。

 

この本は夫の勧めで読みました。

ときどき人から勧められた本を読むようにしています。

自分では選ばない本にこそ、新たな興味や感心の可能性があると思います。

それと読み進める目の動かし方というか、文字の処理の仕方というのが、自分で選んだ本とは脳が違う働きをしているような、そんなフレッシュさがあります。

 

ときにはいつもと違う選び方で、いつもと違う場所で本を開いてみるのもいいものです。

f:id:akiko4595:20160604162619j:image