ほがらか文庫

ひとりよがりの読書記録

2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ほがらか文庫045:「勉強の哲学」千葉雅也著

P.117「言語とは傷跡です。(中略)勉強とは、新たに言葉に出会い直すことで、その「言語の痛気持ち良さ」をまた反復することなのです。」 個人的に痛気持ちいいのは大好物w でも、まさか言語が傷跡だったとは! 私たちは、私は傷だらけ。 そう考えると、こ…

ほがらか文庫044:「日本人はどう住まうべきか?」養老孟司・隈研吾著

京王線の高尾山口駅が新しくなってしばらくが経ちましたが、これが隈研吾さんの設計なんですね。 そうと知る前も知った後も、私はそこに足を運んでしばしその建築物を見ています。 たいてい屋根というのは上から下への流れをもって作られるところを、ここの…

ほがらか文庫043:「あてなよる 大原千鶴の簡単・絶品おつまみ帖」

私の読書は始めから終わりまでの文字すべてを読んで、読了としています。 でも、「いつまでも読み終わらない本」があります。 それがこのお料理本です。 NHKのBSプレミアムで不定期に放送される「あてなよる」。 http://www4.nhk.or.jp/atenayoru/ そこで繰…