ほがらか文庫

ひとりよがりの読書記録

ほがらか文庫015:「読むだけですっきりわかる日本史」後藤武士著

ほがらか文庫の更新がずいぶんごぶさたになってしまいました。
何冊分か書きかけてはいるものの、しっくりこないと更新したくなく、そうして葛藤しているうちに、少しずつ書くことから遠ざかっていくと、“文章を書く”という回路が細くなり・・・
 
ともあれ、また書きはじめることにいたしましょう。
 
今年、読了23冊目の本が今日ご紹介する1冊です。

f:id:akiko4595:20150706185227j:plain

 
昔から「歴史」に苦手意識があり、学生時代は「歴史」の避け続けてきてしまいました。
そのしわ寄せは社会人になって痛いほど感じてきました。
 
社会人の教養として「歴史」を知らないと、人とのコミュニケーションに弊害が生じます。「歴史」に通じる話題についていけないですから。
社会人の教養として「歴史」を知らないと、ニュースが理解できません。その時の事象だけでは、全体像は掴めないですから。
そして、ニュースが理解できていないということは、やはりさりげない会話の中で置いてきぼりになるわけです。
また、昔の人が書いた本を読んでも、その頃の時代背景が頭に浮かばないので、これまた面白みが半減してしまいます。
 
そんなこんなで、本当に恥ずかしい思いをしてきました。
そして英語学習が仕上がった次は、「歴史」を学ぼうと決めていました。
 
ではどうやって学ぶのか。
 
学び方としては、“聞いて学ぶ”というのが気に入っているので、手始めに、移動時間や家事をしながら音読CDを聞くというのをやってみたりもしましたが、ほとんど身に入ってきませんでした。
 
ある時、久しぶりに会った友人にその話をすると、実は彼女も同じ経験をしていました。それで困っていたときに、教員の彼女が職場の先輩に薦めてもらったのがこの本だったそう。
 
“教員お薦め”というのはけっこう説得力がありますね。
確かに読んでいてスーッと入ってきて、面白い。
大人のやり直し日本史には最適の1冊だと思います。
 
さて、これでやっと私は、長~い歴史の一番前で今日を生きている自分を感じることができました。
 
ここからどのような私の歴史を綴りましょう。